加工、テクスチャー、取り付け部材など、
ご要望に応じた製品づくりを
私たちがサポートします。
よくある質問
/ Q&A
- 薄く作れるのはなぜ?
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ポリプロピレン繊維やフライアッシュを混入した高強度コンクリートにプレストレスを導入することにより、圧着効果(コンクリート同士の結合を強める)を実現しているためです。
- 錆びにくく爆裂しないのはなぜ?
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緊張材に鉄筋やPC鋼線ではなくカーボンワイヤーを用いており、塩害による爆裂がありません。
- 曲げに強いのはなぜ?
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プレストレスによる圧着効果によって曲げ強度が期待でき、靭性が高くなります。大きな負荷がかかると変形による微細なひび割れが発生しますが、負荷をとりのぞくと元にもどります。
- 押出成形セメント板やALCとの違いは?
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コンクリート二次製品という点では同じですが、HPC®は特許技術です。その技術で作った超薄肉コンクリートの破壊メカニズム(弾性→弾塑性→塑性→破壊)は、金属材料の特性に近く、これまでコンクリートでは実現していないような用途にも使用でき、押出成形セメント板やALCではできなかった大きなサイズも容易に製品化ができます。
- 建築の構造材として使える?
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現段階では、建築基準法やその他法令に基準がなく、主用構造部材としては使えません。
今後、法整備が進むことを望んでいます。 - 耐用年数や耐久性は?
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HPC®は水セメント比が26〜28%と通常の現場打ちコンクリートの半分程度と小さく、且つフライアッシュを使用しているのでポゾラン反応で緻密な強いコンクリートになります。コンクリート強度はfc=60N/mm²で中性化が進行するまで相当な時間を要します。
HPC®自体は錆びる材料を使っていないので万が一中性化しても影響はありません。 - 耐火仕上材としての認定は受けている?
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2021年8月現在、認定は受けておりません。
現在、建築空間へのさらなる利活用を促進するべく、1時間耐火・不燃認定の取得を目指しています。
(予備実験中、2025年耐火認定取得見込み) - 最大製作サイズは?
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厚さ38mmの場合、幅1.8~2.0m×長さ6~7m程度が製造可能です。ただし、長くなるほど自重によるたわみが出ます。
スパンが長くなるとリブを設けることになります。また、取付金物部分はインサート埋め込みのため、2倍程度の厚みが必要になります。
※最大サイズは製品の幅によって変わります。お問合せください。
※取付金物は案件ごとに対応しています。お問合せください。 - m²あたりの重量は?
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厚さ40mmの場合でm²当たり約96kgとお考え下さい。(取付金物別)
※単位容積質量は通常のコンクリートと同じ程度で2,400kg/m³です。
基本的にコンクリート製品ですので、取り付けは重量鳶・鉄骨鳶などの専門工が必要とお考えください。
工事見積りもお出しできます。お問合せください。 - 塗装や仕上げはどのようにすればいい?
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通常の打放しコンクリートと同じように扱えます。各種仕上げについてはご相談ください。
- 穴あけ加工などはできる?
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緊張材を切らない位置であれば、現場での穴あけが可能です。緊張材との距離などに関係してくるため、ご相談ください。
オーダー製品ですので型枠で可能な範囲で事前に穴あけ加工も可能です。 - 製品の単価は?
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基本的な材料m²単価としては厚さが40mm程度の平板形状で60,000円/m²~となります。
(但し、型枠一つで同じものを200m²以上製作の場合)
案件ごとにデザインや仕上げ・加工、数量・計画によって大きな差が出ます。
型枠製作にコストがかかりますので、一つの型枠から枚数多く作ればコストは下がりますが、
一品製作ですとコストがかなり高くなります。 - オーダーから手元に届くまでの期間は?
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脱型後に十分な養生期間を必要とするため、受注から出荷まで最短1ヶ月、通常1.5~3ヶ月かかります。
ここに記載のないご質問がありましたら、
お気軽にお問い合わせください。